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2010年03月11日 更新
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決定版 リアル・オプション―戦略フレキシビリティと経営意思決定 トム コープランド, ウラジミール アンティカロフ
東洋経済新報社, 2002-01, 366 ページ (単行本)
商品のサイズ:長さ 210 mm x 幅 152 mm x 高さ 28 mm
商品の重さ:621 グラム
翻訳:栃本 克之
原著:Tom Copeland, Vladimir Antikarov
EAN:9784492601075
ISBN:4492601074
〜Amazon.co.jp〜
本書は、新規プロジェクトを評価する際に用いるリアル・オプション分析の実践マニュアルである。リアル・オプション分析は、ますます多くの分野で使われていく手法と考えられており、経営者とプロジェクト担当者にとって必読の1冊といえる。 リアル・オプションという言葉を耳にしたことはあっても、オプション理論をどうやってプロジェクト評価に使うのかは想像がつきにくい。この本は、追加投資や中止などを個々のオプションとして数値化するというリアル・オプション分析の概念から、具体的な計算事例と導入時の注意点まで解説している。なお、NPV、WACC、ボラテリティ、コンパウンド・オプションといった専門用語が多用されているので、この分野にあまり自信がない場合は、3章、4章の用語解説をまず精読する必要がある。 多くの分野で用いられる従来のNPV法では、その時々の状況に応じて追加投資や中止などの変更が可能なプロジェクトの価値を知ることはきわめて困難であった。特に、何回も見直し可能であったりすると、判断はカンに頼るしかなかった。リアル・オプション分析なら、それが可能である。長期にわたり多くの特約を付ける航空機の販売契約や、各フェーズで対応を選択していくような新薬開発プロジェクトにも利用できるのである。2章で、顧客に一定の価格で商品を購入する権利をタダで与えてしまっていたエアバス社の例が出ているが、同様の事例は当事者が気づいていないだけで現実に多く存在すると推察される。 また本書は、マニュアルとして使い込むことを前提として書かれているため、図、表、計算例、スプレッドシートの入力例が多く、本を片手に自分のプロジェクト評価を行ってみることも容易だ。各章の終わりに練習問題もあるので、企業や大学で教科書としても利用できる。さらに、8章で導入のためのプロセス、9章では困難が予想されるボラテリティの推計について解説があり、マニュアル的な工夫を凝らしている。(河野幸吾)
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企業評価と戦略経営―キャッシュフロー経営への転換 トム コープランド, ジャック ミュリン, ティム コラー
日本経済新聞社, 2版, 1999-06, 372 ページ (単行本)
商品のサイズ:長さ 212 mm x 幅 146 mm x 高さ 32 mm
商品の重さ:721 グラム
翻訳:伊藤 邦雄
原著:Tom Copeland, Jack Murrin, Tim Koller
EAN:9784532131715
ISBN:4532131715
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企業評価と戦略経営―キャッシュフロー経営への転換 トム コープランド, ジャック ミュリン, ティム コラー
日経, 1993-08, 319 ページ (単行本)
翻訳:伊藤 邦雄
原著:Tom Copeland, Jack Murrin, Tim Koller
EAN:9784532130442
ISBN:4532130441
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企業価値評価―バリュエーション;価値創造の理論と実践 トム コープランド, ジャック ミュリン, ティム コラー, マッキンゼーアンドカンパニー
ダイヤモンド社, 2002-03, 543 ページ (単行本)
商品のサイズ:長さ 212 mm x 幅 156 mm x 高さ 40 mm
商品の重さ:898 グラム
翻訳:マッキンゼーコーポレートファイナンスグループ
原著:Tom Copeland, Jack Murrin, Tim Koller
EAN:9784478470527
ISBN:4478470529
〜Amazon.co.jp〜
本書は、戦略コンサルティング・ファームとして有名なマッキンゼー社のプリンシパルおよびパートナー3名により執筆されたもので、企業価値創造の理論と実践をテーマとしている。原書、邦訳ともに版を重ねているが、本邦訳は2000年刊行の原書・第3版に基づき、同社コーポレート・ファイナンス・グループの、日本人メンバーが翻訳したものである。 内容は第7章までの「理論編」、第8章から第13章までの「実践編」、その後の第21章までの「応用編」の3部構成になっている。本書は数式の説明に終始するものではないが、ディスカウンテッド・キャッシュフロー法はもちろん、「戦略の自由度」までも価値評価に織り込んだ最新のリアル・オプション法など、各論にも詳しい。第3版では、新たに保険会社や「エマージング・マーケット」を対象とした章が加えられ、さらに日本企業の価値評価について翻訳者グループが新たに書き下ろした章も含まれており、この本の価値をよりいっそう高めている。 全部で500ページを超える大部冊であるが、この種の本にありがちな気取りやてらいがなく、訳文は簡明で、どのページを開いても読みやすい。100を超える全米の大学でテキストに採用されているが、学生や研究者に限らず、フレームワークのしっかりした本書に好感を抱く人は多いに違いない。また、背景となる考え方が大切にされていて、たとえば財務指標よりも、先行指標たる「バリュー・ドライバー」から論述されているので、関心をかきたてられ、内容に引き込まれる。 ハイネケン社のケースをはじめとし、各種データや、数多くの豊富なチャートにも恵まれている。読者はあたかも、マッキンゼー社の洗練されたプレゼンテーションを受けている感覚で、企業価値の創造と評価にかかわる視野を広げ、専門性を深めていける。この分野にいくらかでも関心のある人にとって、本書を選ぶことに躊躇(ちゅうちょ)する理由は、いささかも見当たらないであろう。(任 彰)
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