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???優れたものは長持ちする、という言葉が真実なら、ガンズ・アンド・ローゼズが世界最高峰のロックン・ロール・バンドのひとつであることは、本作『Greatest Hits』で決定的になるはずだ。思い返してみれば、1987年にデビューした同期のアーティストたちは、パーマをかけてポリウレタン繊維の服を着せたプードル犬のようなシラけた存在だが、このLAの悪ガキたちは今もってロックの神だ。「Paradise City」のまばゆいばかりのコードとスタジアム・ロックにふさわしい堂々としたスケール感を耳にすれば、レザーのズボンとバンダナを身に付けたくなること間違いなし。もちろん、ファンたちは“セックス、ドラッグ&ロックン・ロール”をファッションとしてではなく、生きざまとして実践した。アクセル・ローズが「Welcome to the Jungle」で「お前が血を流すところを見たい」とクスリ漬けの異常者のように叫ぶと、こりゃマジだ、と思わずにはいられない。だが同時に、そこには驚くほど詩的なアクセルの感性が表れている。「Patience」や「Sweet Child of Mine」といった、ひたすら感動的なラブ・ソングは、そんな感性のたまものだ。
???ドラッグ・マニアの天才性が爆発した『Appetite for Destruction』に比べると、その後のアルバムは見劣りするものばかりだが、本作を聴けば分かるように、ちゃんと注目すべきナンバーはある。その証拠に、名曲ぞろいとは言えない『Use Your Illusion 1』および『Use Your Illusion 2』から、究極のロック・バラードと言えそうな「Don't Cry」と「November Rain」が、そして激しい怒りが噴出した「You Could Be Mine」が選ばれている。『The Spaghetti Incident』からのカバー曲はどれも記憶に残らないが、ラスト・シングルが妖しい冷笑に満ちたローリング・ストーンズの名曲「Sympathy for the Devil(邦題「悪魔を憐れむ歌」)」だったという事実は、いかにもガンズ・アンド・ローゼズらしい。(Dan Gennoe, Amazon.co.uk)
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ガンズ・アンド・ローゼズのキャリアは彼らの曲「Pretty Tied Up」の中にある「誰かが忘れた大金を俺が見つけただけのこと」というフレーズにすっきり要約できるかもしれない。確かにGNRは他のバンドの多くが一気に注目を浴びて自信過剰な人気を博しているころ、英雄的なハードロックに対する大衆に根ざした欲望を満足させていた。80年代に、ハリウッドのLAグラムメタルシーンで芽を出した最後の、そして最も華々しい成功を収めたのがこのバンド。数十年分はある使い古された決まり文句が、質の悪いお手本を求める多くの人々をうまくいいくるめるような凶暴な音楽の奇襲を包む。ファンタジーと現実をぼやかしたようなとげとげしい歌が多い中で、一番優れた曲には打ち消すことのできない末端の正直さがある。世界中で収録された、彼らの事実上のグレイテストヒッツコレクション『Live Era』。一枚目はGNRのオリジナルメンバーによる全盛期前半の猛烈な演奏の記録で、トレードマークである『Appetite for Destruction』の傾向が強く、聴き応えがあるが、2枚目はその後バンドが膨張したセルフパロディーとベガス時代後期の「プロ精神」へと堕落していった記録を年代順に並べている。スラッシュが酒をもう一杯必要なように、もっと金管楽器が必要だ。