???ゴールデンサルは、『タイタス』や、あの驚異的な『ファイナル・ファンタジー』でも披露した陰うつでダークな魅力あふれるオーケストレーションを駆使することにより、壮絶でリアルなスタントが続出する映画本編の雰囲気を見事に伝えている。そして、ここには「売れる要素」もしっかりある――ロック調のギターと激しいリズムが何度となく顔を出すのである。これらはまるで、マーケティング上の必要性に迫られて付け加えられたようにも思えるが、さすがにゴールデンサルはしたたかだ。ファーストフード感覚のスコアでも堂に入ったところを見せ、ダニー・セイバーやアポロ44といった面々から提供されたトラックに少しもひけを取っていない。この路線をもう1歩推し進めたのが、「Don't Shoot Me Baby」や「Three Chords in Two Minutes」(作曲者による楽屋オチといえそうな曲名だ)といったタイトなトラック群だ。(Jerry McCulley, Amazon.com)