???技術的な面を見れば、ジャックマンは最高の歌手とは言えない。その点では、やはりブライアン・ストークス・ミッチェルがブロードウェイの帝王だ。しかし、それでもジャックマンのカリスマ性には否定しがたいものがある。たとえば、彼の歌う「I Go to Rio」にはよどみがないし、「I Still Call Australia Home」(このミュージカルの代名詞的なナンバー)もなかなかに感動的だ。ジュディ・ガーランド役のイザベル・キーティング、ライザ・ミネリ役のステファニー・J・ブロックは、それぞれのモデルを真似て歌っており、恐ろしいほどのソックリさんぶりである。概して言えば、このアルバムはアレンまたはジャックマンのディープなファン向けだろう。(Elisabeth Vincentelli, Amazon.com)
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???今は亡きピーター・アレンは生前、いくつもの顔を持つ国際的なポップ・アイドルとなった。「Don't Cry Out Loud」「I Honestly Love」(本作には両曲のオリジナル・ヴァージョンを収録)といった臆面もなくセンチメンタルなポップソングを生んだ刺激的な作曲家であり、単なるきらびやかさとあからさまな俗っぽさの境界線をわざとぼかしながら精力的なステージを見せるパフォーマーでもあり、ライザ・ミネリを妻としながらも、ホモセクシャルであることを認めた最初のセレブリティーのひとりでもあったのだ。そんなアレンの人生をもとにしたミュージカル『The Boy From Oz』は、90年代末に故国オーストラリアでヒットし、やがて2003年にはヒュー・ジャックマン主演のブロードウェー版が上演されるまでになった。
???A&M、RCA、アリスタからリリースされたアレンのさまざまなアルバムから厳選された本作のトラックが見せつけるのは、裏通りのやかましいトラディショナル音楽への誰はばかることのない愛情(「Everything Old is New Again」、カヴァー曲の「The More I See of You」)、アメリカ音楽を代表するアイドルたち(ジュディ・ガーランドを追悼する「Quiet Please…」)、大ヒット曲「Arthur's Theme」を生んだ堅実なポップス職人としての腕前だ。そして、その何もかもが、まさに人並外れた情感をほとばしらせる歌唱力によってスケール・アップされている。(Jerry McCulley, Amazon.com)
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